ドメーヌ モンに伺った日の夜は札幌で泊まり、ブドウ収穫を手伝った4人で吉花(CHICCA)さんへ
料理は吉江シェフにお任せのコース、ワインはペアリングのグラスで
パスタはお腹の空き具合で量を選べます
鰹ダシとイタリアの魚醤(ガルム)のスープで
栗きんとん 自家焙煎黒豆茶
お茶用のお湯を沸かす鉄瓶と、黒豆の焙煎器
一緒に伺った4人のうち2人が大阪と釧路でそれぞれお店を構えるオーナーシェフだったこともあって、吉江シェフはかなりざっくばらんに話をしてくださった感じです
カウンターのみ6席のお店を一人で切り盛りするのは、仕込みから全部ひとりでやるので体はきついけれど、精神的にはとても楽だ、とか
すべての料理がカウンターに座る客の目の前で整えられ、食材や調理法についてもさりげなく語られるので、次の料理が出てくるまで手持無沙汰というようなことがありません
それにしても同席した二人のシェフは、さすがに食べるのが速かったです(笑)
料理は客に供された瞬間が一番美味しくなるように作られているので、出されたらすぐに味わって欲しい、というのが料理人共通の思いだと以前に読んだことがあります
客同士で話に夢中になって出された料理に手を付けず、冷めたり、ソースがガビガビになった頃に思い出したかのように片肘をテーブルにつきながら美味しくなさそうに食べるのだけはやめて欲しい、とは40年近く前に手にした さっぽろタウン情報だったかイエローページのレストラン特集号に載っていたお店からの言葉
もちろん私は、失礼にならないレベルでマイペースで楽しませていただきました
吉江シェフの吉花(CHICCA)さん、次は妻といっしょに伺おうと思います