今日も元気です2

食と自然が豊かな釧路で暮らす日常 今、何がしたいですか?

「 法匪 」


facebookでフォローしている方が還暦祝いに浅草満寿屋の原稿用紙を頂いて、

物忘れが酷くなっても"語彙力"だけは64歳がピークになるそうである。物書きの端くれとして、もうちょいと頑張れる気がしてきた。

と書き込んでいました。
          
語彙力は多少あるほうだ、とうぬぼれていた私が あらら..と恥じたのは、モリカケ問題で流行語になるまで「忖度」という言葉を知らなかったから。その意味を知って、斟酌とどう違うんだと八つ当たり気味に思ったりしたけれど、きっかけがきっかけだけに「忖度」という単語に付きまとう私の勝手なイメージは良くありません
   
さて、表題の「法匪(ほうひ)」
蔵書に安岡章太郎の「放屁抄」があり、『ほうひ』といえば私が知ってる言葉はこれまでの人生66年間でそれだけでした
しかし、職場で今週、履修が義務づけられている「企業倫理・コンプライアンス」実践コースをeラーニングで学んでいたら、この「法匪」という(私が)知らない単語に遭遇したのです
事例として、消費期限が切れそうな魚の刺身をネギトロなどの総菜に調理し、加工品として新たな消費期限を付けて売るというエピソードが挙げられていました
明文化された法令の面では問題ないものの、安全性などを考慮せずに法の精神をゆがめる行為で、これが「法匪」であるとの説明です

職業倫理【5つの視点】
すべてを満足することが必要
【遵法性】明文化・規定化された法令を守る。法の抜け道も歩まない。
【公正性】誰もが納得できる行動をする。
【主体性】何ごとも自分のこととして捉え、相手の立場に立って考える。
【誠実性】嘘をつかず、ごまかさず、ひたむきに責任を果たし、人のために尽くす。
【良識性】社会の信頼を得られる行動をする。多くの人が理解している考えを裏切らないように行動する。

先日録画を夢中で見たNHKテレビドラマ「17才の帝国」の主人公に思い至りました

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